21世紀においては、仕事上の要求は今後も高まっていくでしょう。この仕事環境の変化に応じる準備ができていないと、私たちはますますストレスを感じ圧倒され、結果的に生産性や有能さが損なわれていきます。
私たちには、ますます加速し複雑になっていく環境に力強く対処する用意がありません。
次々と突きつけられる今日の仕事上の要求に応じられないとき、私たちは自分に何か悪いところがあると思いがちです。
しかし実際は、私たちが高度に加速し複雑になっていく環境をパワフルに扱うためのツールや仕事習慣を持っていないだけなのです。私たちは、すべてをやってしまうことは不可能な世界の中で、「何とか追いつこう」と走り回っているのです。
21世紀のビジネスに対応する用意ができていないことが、心配やストレスを引き起こし、私たちを押し潰していきます。
職場のストレスは記録的レベルに達していると報告されています。
(フォーチュン誌 (2002年10月号)の「激増する職場のストレス」)
専門家は、仕事のストレスは自分が仕事をコントロールしているという感覚の有無に関係があると言っています。つまり、仕事をコントロールできないとストレスが大きくなるのです。最近の調査では、人は高まる仕事の要求を突きつけられて不安を感じ苦悩し、自信と能力を失っていくということが示されています。
ストレスと苦悩があなたの生産性に打撃を与えます。
- 米国国立労働安全衛生研究所は、ストレスが人間の生活の中で重大な問題だと考えているアメリカの就労者の数が10年前と比べて2倍以上に増えたと発表しました。
- 「2001年家族・労働研究所(2001 Families and Work Institute)」によると、アメリカの就労者のうち3分の1は他の先進国と比べても就労時間が長く、やらなくてはならない仕事の量に圧倒されているということです。
- ロイター通信社の調査では、世界中の管理職のうち3分の2の人が増加するプレッシャーに、3分の1の人が情報量に追いつけないことからの心身の不調に苦しんでいるということです。
- 人材コンサルティングのタワーズペリン社が最近行った調査によれば、就労者が仕事に対して抱いている感情のうち半分以上が否定的な感情でした。一番大きな要因は、仕事量に関するもので、その他には仕事が就労者個人の深いニーズを満たしていないということに関するものでした。
ミッションコントロールは、あなたの生産性にブレークスルーをもたらし、ストレスを半減させます。
生産性における本物のブレークスルーは、人が無意識にやっていて検証されていない自分の仕事の癖に気づき、仕事を効果的に管理するための新しい習慣に変えるまでは起きません。
ミッションコントロールは仕事に対するまったく新しいアプローチを提案します。このツールと仕事習慣を導入することによって、現代の仕事環境にありがちな仕事のストレスと焦りの悪循環を断ち切り、抜群の結果を作り出すことが可能になる---そんなアプローチです。
「私は一人で子育てをしながらフルタイムで働いています。ですから、仕事と家庭、人との付き合いをお手玉のようにこなしながら絶えず走り続けているような感じでした。何かが満たされず、どんどんエネルギーを失い、無力感を感じていました。かと言って、他にどう生きたらいいのかも分かりませんでした。このコースに参加して、別の生き方、別の仕事の仕方があることが見えました。今の私は楽で、自信に満ちていて、物事をちゃんとコントロールしています。」。
ノーマン・バスケス 人事コンサルタント・契約交渉人

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